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【山野高弘さん】日本での「ドイツワインの再興」を目指して!熱き情熱に溢れるドイツワイン王子の魅力とは?

文化人

ビタミンは、生きるために必要な栄養素。『Vitamin Day』では、毎日を頑張る素敵な女性にとって「心のビタミン」になるような、前向きでパワー溢れる男性を紹介しています!

今回ご紹介するのは、YouTubeでも活躍中、ドイツワイン王子こと山野高弘さん! その優しい笑顔の下はドイツワインへの情熱に溢れています! Vitamin Dayのりえが高弘さんの魅力をお伝えします!

お名前(ふりがな):山野高弘(やまの たかひろ)
ニックネーム:ドイツワイン王子
生年月日:1973年2月3日
血液型:A型
出身地:大阪府茨木市
現在のお住まい:大阪府茨木市
身長:178㎝

ー第一印象はどんな風に言われることが多いですか?
い人」って言われます。

ーご自身の性格をひとことで表すと?
前向き、有言実行」です!

ー趣味は何ですか?
何かできなかったことができるようになって「すごい!」って思うのがとても好きです。最近は速読、書道教室、YouTubeの学校に通うなど、刺激的な毎日です。

ー最近の小さなマイブームは?
ドイツのワイン生産者とインスタライブをすることです! コロナ禍ならではの活動で、2年前より彼らとの絆が深くなったような気がしています。

インスタライブを始めたきっかけを教えてください。また、ライブではどのようなことを発信していますか?
2020年3月よりYouTube配信を始めましたが、「より手っ取り早くライブでドイツの生産者の情報を届けたい」と思い、インスタライブを始めました。

ドイツの生産者がイギリスのワイン屋さんとインスタライブをしているのを見たときに「これだ!」と思いました。これがインスタライブを始めたきっかけです。その当時、Instagram自体をまだあまり理解をしていなかった段階だったので、私にとっては大きな挑戦でしたが、今ではもう70回以上開催している弊社の名物イベントの一つとなりました。

山野 高弘さんのInstagramはこちら

ー学生時代は何部でしたか?
サッカー部です。キャプテン翼が大好きだったので入りました。単行本の発売日には必ず近くの小さな本屋さんに走って買いに行ってたほどです。漫画のワンシーンに階段をリフティングしながら登るシーンがあるのですが、死ぬほど練習してできるようになりましたね。

ー幼い頃の夢は何でしたか?
サッカー選手になることが夢でした!

ーこれまでの活動について教えてください
私はドイツで3年間、赤ワインの世界的な造り手ベルンハルト・フーバーさんと、白ワインのこれまた世界的な造り手ブロイヤーさんのもとでワイン造りの研修をしました。

ブロイヤーさんのリースリングという白ぶどう品種にかける想いに感化され、日本ではこのぶどう品種を広めるために「リースリング・リング」という団体を立ち上げ、30の輸入商社と共同で試飲会やキャンペーンを行ったこともあります。

その活動がドイツ本国で認められ、「Riesling Fellow(リースリング・フェロー)」とう称号をアジア地区で初めていただいたんです! 世界で当時16名のみ。父親とのダブル受賞で、父を香港の授賞式に連れていくことができました。今でもすごく誇らしい瞬間です。

現在でも、輸入商社としての仕事をしながら、ワインの学校、アカデミー・デュ・ヴァン東京校、大阪校で講師としてドイツワインの魅力を生徒さんに伝えています。

ーリースリング(Riesling)の特徴や魅力を教えてください。
素肌美人、薄化粧、繊細、奥行きがある。なんとなく和美人を想像するような言葉が並ぶ、白ワインの女王と呼ばれるぶどう品種です。香り高く、また活き活きとしたぶどう本来の果実味、そして清涼感のある酸味。全てがバランスがとれている最高の白ぶどう品種ですね。

味のバリエーションも辛口から甘口まで、スパークリングワインも造れるまさに万能型。ワインが大好きな方から、飲んだことないという方まで楽しめるのが大きな魅力です。

ー人生のターニングポイントを教えてください
ドイツで働いた白ワインの造り手ブロイヤーさんのところで研修したときのことです。私は、日本で父親の仕事を手伝うと決めて27歳で現在のドイツワインの輸入商社へ転職。1年間は何の役にも立たず、「ドイツへ3年行って勉強してくる」と言い、反対を押し切り、訳も分からず渡独しました。

最初の2年はほとんど何もできませんでした。3年目にブロイヤーさんのところへ行くころにはようやくドイツ語もそれなりにできるようになり、様々な仕事を任せてもらえるようになりましたね。

ようやくワインに携わることができて、毎日が楽しくてしょうがなかったあるとき、社長のブロイヤーさんが、「俺の代わりに南ドイツのホテルへ行って50人のワインディナーでワインの紹介をしてきてくれ」と無茶ぶりをされたんです。その時はなんでも「YES!」と答えることにしていたので、何の自信もありませんでしたが、ただただ必死で立派なホテルの舞台に立ち、働いている醸造所のすばらしさを語りました。

翌日の早朝、ブロイヤーさんに事務所に呼び出された時のことです。「あぁ、やっぱりなんかまずいことを言ってしまっていたのか」きっと怒られると思って事務所の重い扉を開けると、ブロイヤーさんは笑顔で一枚のFAXを私に見せてくれました。「おかげでこんなにたくさん注文をもらえたぞ。」と。昨日のホテルからメッセージ付きの大量のワインの注文が入っていました。

「ブロイヤー社長の最高の代役を派遣してくれてありがとう」その文字をみながらブロイヤーさんと握手。体の芯が震えるほどうれしい瞬間でした。ワインに全てを捧げようと自然に思えた最高に素敵な瞬間でしたね。

ー素敵なターニングポイントですね。ワインは高弘さんにとってどのような存在ですか。
人と人を結び付けてくれるものですね。良いワインであればあるほど良い人が集まってくるような気がします。
ワインを通じて、何の取り柄もなかった私がこうして、日本中やヨーロッパを巡って仕事を楽しくできるのですからワインには感謝しかありません。

ー現在の活動について教えてください
人に会いに行くのが制限される中で、毎週金曜夜8時にインスタライブ、火曜金曜夕方5時にはYouTubeチャンネル「ドイツワイン王子のドイツワイン最高!」を配信しています。ドイツの造り手さんとも毎週のようにインスタライブやZoomでのワイン会を開催。彼らと接触する頻度は以前よりもさらに増えました。一人でも多くの方にドイツワインの魅力を楽しくお伝えしていきたいと思っています。
でもやっぱり早くみなさんになんの障害もなく会える日が来ることを心から望んでいます。

YouTubeチャンネル「ドイツワイン王子のドイツワイン最高!」はこちら

ー現在の活動を始めたきっかけは?
私たちはドイツへ直接お客様を連れていったり、日本ではワインイベントやディナーを開催し、まさに密な関係を築いてきました。コロナ禍において人の動きが制限されたのですが、「お客様のためにドイツワインの専門輸入商社として何ができるのか」を真剣に考え、動画やライブ配信を行うことを決めたんです。

私自身は昨年までFacebookアカウントも持っていない状態でしたが、覚悟を決めて取り組んだら、すっかりこの活動が大好きになってしまいました。

ー日頃、どんな想いで活動しているのか教えてください。
私たちが日本に輸入しているドイツワインって、日本では本当にマイナーですよね。だけど世界的にはとっても有名で、飲めば間違いなくおいしい。知り合った造り手さんの背景や出会ったときの感動をしっかりお伝えしてからワインを届けるようにしています。

ワインを届ける際、造り手さんの背景や出会ったときの感動をお伝えする理由を教えてください。
ワインってスタイリッシュな印象が強く、日本の方にはまだ気取った存在であることが多いですよね。でも産地に行くと文化として根付いていて、みなさんとても気さくに楽しく飲んでいるんです。
 
日本ではどうしても味わいや香り色などを評価してワインを語ることが多いですが、私にとってはそれは本当に表面的なことで、ワインの魅力のごく一部にすぎません。「どこで、だれが、どういう思いで造っている作品なのか」ワインの背景を伝えることによってワインがもっと身近に、そしてよりおいしく感じられるので、そのためにお伝えしています。

ー最も印象深かったお仕事のエピソードを教えてください
よくお客様を連れてドイツの醸造所を巡っています。他の商社さんのツアーだと一日に何軒も回るのですが、うちのは一日一軒! ゆっくりとその醸造所の周辺、村、畑、ご家族、歴史、人となりを体感してもらいます。

ワインの周辺を知ることによりワイン単体の味を評価するのではなく、ドイツの旅そのものが”美しい想い出”になり、日本に帰ると人に伝えたくてしょうがなくなります。連れて行ったお客様が現地で最高の笑顔を見せてくれて、日本でもその感動をそのままに伝えてくれている瞬間がたまらなく好きです。見ているとただただ幸せな気分になりますね。
ー目標としている人や憧れの人は?
ドイツで働いていたブロイヤー醸造所の当主ベルンハルト ブロイヤーさん。大きな夢を描き、逆境をものともせずに駆け抜け、夢を実現した方です。

私も何か困難な状況が起こると「成長できるチャンス」ととらえてその負荷を楽しむようにしています。私の魅力はどんな環境でも前向きなところだと思います。

ー今年中にやり遂げたいことは?
ドイツ語で通訳をすることが多かったのですが、それだとみなさんドイツ人が話しているときは何もわからずずっと待っていないといけません。英語で通訳をしっかりできるようになりたいです。英語なら日本の方も多少はわかる部分もあり、より共感の輪が広がると思っています。

ー将来の目標や夢を教えてください。
日本における「ドイツワインの再興」です。日本の方にはまだまだピンとこないと思いますが、100年ほど昔はドイツワインは世界で押しも押されぬ、最も高貴なワインの一つでした。現在その名声は世界的には取り戻されつつあります。

日本でもそのような存在ともう一度なるように、造り手さんや日本の様々なワイン業界の方や業界外の方と組んで、ドイツワインの魅力を伝えたいと思います。また私に続いてドイツワインのことを喜んで話してくれる後輩をしっかり育てていきたいです。

ーもし宝くじがあたったらやりたいことは何ですか?
バカでかい土地を買って、ワインの倉庫を作って、好きな造り手さんの最上級のワインを買い占めて、20年ぐらい寝かせてからみなさんにお分けしたいと思います。

ーファンとの理想の「オフ会」は?
日本全国のおいしいお料理を提供してくれているレストランさんにてワインと食事を楽しむことです。1本のワインをみんなでシェアするぐらいが理想なので12名様限定。ただし、たくさん数をこなします! おいしいお店があったら教えてください。

ー好きな女性のタイプは?
笑顔がとってもかわいい人。年は特に関係ないかもしれません。

ー好きな女性の仕草は?
一緒にご飯食べてニコニコしてくれるところです。

ー理想のデートプランを教えてください
いち日外を歩いて、そのあとおいしいものを食べに行く。

ー好きな食べ物は何ですか?
寿司、焼肉。作ってもらいたいのは家庭的な何気ないものですね。

ーお酒を飲むのは好きですか?
大好きです! ワインも好きですが、日本酒も大好き。あては普通にかまぼこと冷奴があれば幸せです。酔うと陽気になります。

ーVitamin Dayの読者にひとことお願いします!
とにかく、ドイツワインの魅力を日本に溢れさせるために様々な活動をしています。コロナ禍においても活動を止めることなく、毎週金曜日夜8時に造り手さんとのインスタライブ。火曜金曜夕方5時にはYouTubeチャンネル「ドイツワイン王子のドイツワイン最高!」をお届けしています。

ワインに興味のない方にも極力わかるように面白おかしくわかりやすくワインについてお伝えしています。ぜひご覧いただき、何かコメントいただければとっても嬉しいです。

ーファンの皆さんにひとことお願いします!
おいしいワインとお料理をまた一緒に楽しみましょう!
ドイツワインへの情熱といつも前向きな姿勢にとても元気を貰えました! 高弘さんの周囲を巻き込む力で、日本にドイツワインを広めていってくださるのではないでしょうか。素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

山野 高弘さんのSNSはこちら
Instagram  https://www.instagram.com/takahirojapano/
Twitter  https://twitter.com/takahirojapano
Blog http://www.herrenberger-hof.co.jp/index.html
YouTube https://youtu.be/ywxCrB-baTQ

VitaminDay編集部

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