【寺田龍二さん】起業家、投資家、会社員…!5つの顔をもつパラレルアクセラレーターが目指す「より良い世界」とは?
ビタミンは、生きるために必要な栄養素。『Vitamin Day』では、毎日を頑張る素敵な女性にとって「心のビタミン」になるような、前向きでパワー溢れる男性を紹介しています!
今回ご紹介するのは、シリアルアントレプレナー・エンジェル投資家・会社員・大学講師・企業の顧問の5つの顔を持つパラレルアクセラレーターとして活躍している寺田龍二さんです。Vitamin Dayのgumiが寺田龍二さんの魅力をお伝えします!
お名前(ふりがな):寺田龍二(てらだりゅうじ)
ニックネーム:りゅうじ
生年月日:1988年4月22日
血液型:O型
出身地:広島県
現在のお住まい:東京都
身長:173cm
ー第一印象はどんな風に言われることが多いですか?
爽やかって言われることが多いですね!
ーご自身の性格をひとことで表すと?
せっかちですね(笑)
ー趣味は何ですか?
コーヒーとサッカーです!
ー最近の小さなマイブームは?
最近自宅にスマートミラーを買ったので、日々夜な夜なトレーニングしています。
ー学生時代は何部でしたか?
サッカー部です。
ー幼い頃の夢は何でしたか?
当時はサッカー選手になりたいと思っていました。
ー人生のターニングポイントを教えてください。
幸せをばらまく人になりたいと思い、新卒で医薬品メーカーの営業になりました。幸せの在り方のひとつとして「健康」が挙げられるのではないかと思い、医薬品の提供を通じて、健康になる人を増やそうと思ったんです。でもそこでぶつかったのは、関わるひとすべてが幸せになることが難しいビジネスの構造でした。
たしかに、僕が提供する製品を通じて、消費者のみなさんは健康に近づいてくれているかもしれません。けれど、それを手元に届けてくれるドラッグストアなどの小売店は経営に苦しんでいたんです。お世話になっているお店に行くと、僕らが提供する価格よりも安い金額で製品が売られていました。安くすればたくさんの人がお店に来ますが、利益は出ない。売れれば売れるほど、僕の営業実績は上がり会社も利益を得られるのですが、目の前にいる薬局の経営者や店長は、売れれば売れるほど苦しくなります。疲弊していく彼らを見ることがとてもつらかったです。
その時、幸せをばらまく人になりたいと言っている自分と、関わってくれている人を幸せにできていない自分のあり方に大きなギャップを感じました。悩んでいる中で、「自分が望む手段を通じて、自分が実現したい世界を創造する」ということを形にしている知り合いの起業家にビジネスについて教えていただき、会社に雇われるだけの生き方ではなくパラレルに働くことで自身がやりたいことを実現する人生に切り替えようと決意しました。
ーそれが現在に繋がっているんですね。現在の活動について教えてください。
現在は、5つのわらじを履いています。ひとつは、シリアルアントレプレナー(連続起業家)として、ブロックチェーン技術を使った技術開発や経営のコンサルティングを行っています。また、エンジェル投資家として約30社のベンチャー企業へ出資をしています。
他には、会社員として事業投資や事業提携、事業開発などを推進する仕事や、大学講師、企業の顧問としての経営支援や経営コンサルティングを行っています。結果として、現在は複数の領域で幅広く活動させて頂いています。
ーすごいですね!日頃、どんな想いで活動しているのか教えてください。
より良い世の中が1日でも早く来ればいいなと思いながら、全ての活動に取り組んでいます。あくまで僕にとっての「5足のわらじ」は世の中がよりよくなるための手段だと思っています。
ーこれまでで印象深かったお仕事のエピソードを教えてください。
色々ありますが、最近だと猫用IoTトイレを開発している会社とのお仕事ですかね。ここは、もともと「トイレ一台いくら」というかたちで販売していたのですが、お客さまに提供している価値が、「猫が排せつするトイレ」ということだけではなく、猫の体調管理や、見守り機能、困ったときに獣医師に相談できる、「猫の健康をまもる」という価値も提供していたのです。
もう少し詳しくお話すると、そのトイレには猫の尿量や、尿の回数、体重が計測できる機能があるんですね。実は、猫の病気って7〜8割が腎臓の病気で、これって猫の尿の回数と体重を観察することで、病気を早期発見することができるんです。しかも、カメラがついているので、複数の猫でも見分けることができるし、飼い主が家にいないときは見守り機能の役割も果たします。
だから、トイレ単体で売るのではなく、使い続けることで得られる価値にフォーカスして、購入後も課金を続けてもらう仕組みにしました。「提供している価値に対してお金をお支払いいただく」というビジネスのあるべき姿に整えることで、会社にとっても収益増が見込めて、今まで描いていた事業の計画を超えるような成長を実現させる見通しが立ちました。その結果、国内だけではなく世界進出を目指せるようになるなど、大切な家族の一員である猫の健康をより早く、より広く世の中に提供できるような支援ができたというお話ですね。
ーすごいスケールのお話ですね! ちなみに、目標としている人や憧れの人はいますか?
特定の人はいないのですが、「人は皆師匠である」という考え方を大切にしていて、お会いする人はすべてリスペクトする部分を見つけるようにしています。
ー素敵な考えですね。相手のリスペクトする部分を見つけるために大事にしているコミュニケーションはありますか?
美点凝視をすることですかね。人は誰しも良いところと悪いところの両面がありますが、良いところに注目することを心がけています。弱点とかマイナスな部分は見つけようと思えばいくらでもありますが、その人の強みとか優れているところとか、素敵だと思うところを見つけるようにしています。その部分に対してリスペクトします。
ー今年中にやり遂げたいことは?
現在取り組んでいる新規事業の立ち上げと、今年は自分の熱量を注げられそうなことを別に見つけたいなと思っています。
ー熱量を注げられそうなこと、何か手がかりはありましたか?
短期的に興味あることと、中長期的に成し遂げたいことの両方があるんです。まず短期的には、オンラインキャリアカウンセリングサービスへ投資をすることで事業の成長のお手伝いをします。
その事業は、社会人の方々の中でも特に「自身のキャリアにおいて何をゴールにすれば良いかまだ分からない、決まっていない人」に向けて、ご自身の課題の整理からその解決のための具体的なアクションまでアドバイスを行う、いわば伴走型のキャリアカウンセリングサービスです。今後はこういったニーズがもっと増えると思っているので、とても興味がありますね。
ー中長期的な視点ではどうですか?
「お金のために働く人を減らしたい」というのが成し遂げたいことです。僕は「1日も早くより良い世の中を作る」というミッションを掲げているのですが、そもそも、資本主義を前提とした「より良い世の中」だと、「豊かな生活」と「お金」は切っても切り離せないものですよね。これまでの社会は資本主義経済を前提に動いてきましたが、これからは資本主義の考え方自体をアップデートする必要があると思っています。
そんな中で今年やっていきたいのは、「社会的な価値があると認識されていないものを見える化したい」ということです。例えば「感謝の気持ち」がそうだと思っています。アメリカにはサーブをしてくれた店員さんにチップを渡す文化がありますが、日本では店員さんが食事を出すのは当たり前だから価値があるものだとあまり思われていないですよね。
「感謝されることはスペシャルで嬉しいことだ」と情緒的な面では価値があると思われているかもしれませんが、それがそのまま「社会的な価値」に繋がっていないのはとても勿体無いと思っています。極端に言うと、「真面目で優しくて素晴らしいが、ビジネスが苦手な方」は今の社会のルールでは評価されづらいのです。なので、今の日本において「価値があるものとして扱われていないもの」を見える化して、それを「価値あるもの」にしていきたいと思っています。
ー将来の目標や夢を教えてください。
2つあります。1つ目は、より良い世の中を1日でも早く作り続けたいということです。2つ目は、ポストキャピタリズム(脱資本主義)を実現すること。これは先ほどの「中長期的にやり遂げたいこと」ですね。
先ほどは感謝の例を挙げましたが、例えば家事労働のように、本来価値が高いものなのに、その価値の高さが目に見えていないものがきちんと可視化され、価値となって流動化するような社会を作りたいです。
ー「より良い世の中を1日でも早くつくり続けたい」この想いのきっかけとなった原体験などがあれば教えてください。
そうですね。具体的なエピソードはお伝えしづらいのですが、身近な人の生と死を目の当たりにした際に、結局、人生には終わりがあることを実感したんです。どんなにお金や人脈があっても、どうにもできないことがある。だとすると、自分が助けられる人が困っている時に、助けない選択肢はない、と思ったんです。
なので、自分の身の回りで困っている人がいたら、その人にとってより良い世の中をつくりたいし、それが1日でも早ければ良い。それが、僕自身が限りある人生を過ごす中で、自分の生き方として一番納得できる考え方だった。というきっかけです。
ーもし宝くじがあたったらやりたいことは何ですか?
あたった賞金でもう一回宝くじを買って、いろんな人に配りたいですね!
ーファンとの理想の「オフ会」は?
投資家である僕に対して、投資してほしいと思ってくれる起業家の人をファンだとしたら、僕にとってのオフ会はその企業の全社会議や経営者の方々との会食かなと思います。同じ目線に立って、僕が見ている世界とファンの方が見ている世界の方向性のすり合わせができる時間が僕の理想です。
ー好きな女性のタイプは?
精神的に自立している人、面白いことを面白いって言ってくれる人、良い匂いがする人がタイプです。
ー好きな女性の仕草を教えてください
目を見て話をされるとドキッとします。
ー理想のデートプランを教えてください
お外デートだったら、僕の仕事についてきて欲しいですね。仕事を通じて僕が普段何をしているか、僕が何を大切にしているかを知ってもらいたいからです。おうちデートだったら、逆に何も考えずに一緒にいられたらそれだけで良いです。それぞれ好きなことをして、お腹がすいたら一緒に好きなものを食べたいですね。
ー好きな食べ物は何ですか?
ほうれん草です。ほうれん草のおひたしが大好物です。
ーお酒を飲むのは好きですか?
好きです。その中でも特にワインが好きです!
ーVitamin Dayの読者にひとことお願いします!
Vitamin Dayでみなさんが応援したいと思える人に出会えますように!
応援したいと思える人が見つかれば、みなさんにとって昨日よりも今日がちょっと良い日になるんじゃないかなと思います。
ーファンの皆様にひとことお願いします!
みなさんにとって、みなさんの大切な人にとってより良い世の中を1日でも早く作っていきましょう!
もし僕の考えや事業内容に共感してくれる方がいれば、ぜひ一緒になにかやりたいですね。
パラレルアクセラレーターとして、5つの活動をしている寺田さん。より良い社会を目指そうと強い志を持って、仕事に熱中する姿はとてもかっこいいですよね…!Vitamin Dayでは多忙ながらもエネルギッシュに活動する寺田さんの今後を応援していきます。素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!
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