「推し」と「ファン」の違いとは? あなたは「オタク」と「ファン」どちらなのか分かる診断テスト付き
空前の推し活ブームの昨今。
何気なく使っている推し活用語ってありませんか?
私も、「改めて考えてみると、推しの意味ってなんだろう?」「ファンって言っちゃダメなの?」「そもそも「推し」と「ファン」に違いはあるの?」と悩み始めました。
そこで、今回は長年のオタクでもあるVitaminDayライターYURIが、推しとファンの違いについて調べてみました。推し活初心者の方にも分かりやすいよう徹底解説していきます!
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「推し」と「ファン」の違いとは?
「推し」の意味とは?
「推し」とは人に推薦したい、紹介したい、と熱意のこもっているお気に入りの物や人のことです。
「推し」という言葉が広がったのは、グループのなかから最も好きなメンバーを「一推しメンバー」と表現していたことが始まりです。以降、短縮化されて「推しメン」、さらに簡潔化して定着したのが「推し」と言われています。
今では、オタク以外にも日常的に使われる言葉になりましたね。
「ファン」の意味とは?
ファンとは、推し活をしている「立場」にある人のことを指します。
推しは応援する対象(相手)で、ファンは私たちのことを言います。。
オタクとファンの違いとは?
「推し」と「ファン」の違いが分かったら、気になるのは「ファン」と「オタク」の違いです。
この2つの使い分けには曖昧な部分が多くあります。
個人的に「オタク」「ファン」をどのように使い分けているか考えてみました!
応援するジャンルによって変わる
様々な人たちのSNSアカウントを見ていると、「推しのジャンルによって大きく使い方が変わるな」と感じることがあります。
ファン:マンガ、映画、バンドなどを推し活している人
オタク:アイドル、アニメ、ゲームなどを推し活している人
最近は、ファッション感覚でオタクと名乗る子が多いですよね。
ライトにオタクが出来る良い世の中になったのだなと思います。
一昔前は自分の好きなのもを好きと言いにくいような風潮があったかと…(個人的な感覚ですが)
熱量の問題
推しを熱狂的に応援している人は、その熱量から「オタク」と呼ばれることが多い印象です。
イベントに頻繁に足を運んだり、毎日推しの配信や動画を観たり、とにかく24時間推しに夢中なので、オタクと呼ばれることは必然かもしれません。
気が向いたときに推しの配信を見る、ライブやイベントも年に1回行くか行かないか、などライトに推し活している人については、「ファン」だと自称する人もいます
数年前までは、オタク=ネガティブな印象がありましたが、最近は「推し活」ブームの影響もあり、オタクも市民権を得られましたね。
「〇〇オタ」と呼称が決まっている界隈も
ジャニーズや宝塚、ディズニーランドでは、ファンを総称して「〇〇オタ」とまとめられることが多いです。
ジャニーズ=ジャニオタ
宝塚=ヅカオタ
ディズニーランド=Dオタ
このあたりは、一般人よりも少しその界隈に詳しい、現場に通う頻度が多いというだけですぐ「〇〇オタ」と呼ばれがちです。
オタクと呼ばれることがステータスな感じもあるのでは…と感じます。
人ってマウントを取りたい生き物なので、〇〇オタと呼ばれることで他の人より一歩上をいっているという優越感に浸れるのかと。
【簡単診断】自分はオタクかファンか?どちらでもないのか?
色々聞いたけれど、自分の推し活はオタクやファンを自称していいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
VitaminDayオリジナルの「ファンorオタク診断」を作ってみました。
1つでもあてはまったら、あなたは推しのファンを名乗ってOK。
2〜4つなら、「オタク」認定。
5つ以上当てはまったら、『強火オタク』と呼ばれるような、熱狂的なオタクです!
☑︎推しの出演番組や配信をよく見る
☑︎推しのグッズを買う
☑︎SNSで推しの投稿や呟きにコメントをしている
☑︎推しに対して使う金額がお財布を圧迫している
☑︎推しのイベントの現場に足しげく通う
☑︎推しへのファンレターを書く
☑︎推しへプレゼントを送ったことがある
☑︎どんなに忙しくても、睡眠時間を削っても推し活をする
☑︎推しを見ると反射的に奇声をあげてしまう
☑︎推しに対する知識を常に頭のなかで更新している
☑︎推しが自分の人生の楽しみだ
推し活をしていて感じる「オタク」と「ファン」の違和感
オタクとファンに、大きな意味の違いはない
正直、オタクとファンのどちらも大きな違いの意味はないと思っています。
運営側や推し側は、オタクもライトな層も含め、まとめて「ファンの皆様」と呼ぶことがほとんどなくらい、推し側は「オタク」「ファン」の呼び方を気にしていないと考えています。
タレント側から「オタクのみんな~!」とは聞いたことないですもんね。
周囲からの呼び方に違和感を抱くことも
界隈によっては「ファン」と呼ばれることに違和感を感じる人が一定数います。
また、ジャニーズが好きなだけで詳しくはないのに、「ジャニヲタ」で一括りにされることに「そこまでの熱量はないのにな」と違和感を感じる人も…。
曖昧な分、自分の熱量や考え方によってファンかオタクかの呼び方は人ぞれぞれです。
自分で「○○オタ」「○○ファン」を名乗るのは自由ですが、周りの人に「○○ファンだよね?」など名称を決めつけることが無いように注意しましょう。
自分発信は良いけど、他人に言われると嫌だという方も多いのではないでしょうか。
「オタク」か「ファン」か線引きする必要はない
推し活って、応援の仕方も熱量も人それぞれ。他人がとやかくいうことではありません。
結局「ファン」と「オタク」は同じ意味合いなので、呼び方を線引きする必要はありません!
個人的には、周りが見えなくなるほど没頭してしまうのがオタクなのかなと考えます。
あと、本当のオタクって自分で公言している人って少ないような。
「推し活」ってなに?「オタ活」との違いは?
「推し活」とは推しの応援に関するすべての活動、行動を「推し活」と呼びます。ライブや舞台への参戦、新曲や動画の視聴、グッズ購入、投げ銭など様々です。
また、推しが撮影で使った場所に行くこと、推しの誕生日を祝うこと、推しグッズと可愛い写真を撮るために映えスポットに行くことなど、ファンやオタクが自分達だけで楽しむことも含まれます。
似た意味で「オタ活」という言葉もありますが、大きな違いはありません。
アイドルやタレントを対象にしているのが「推し活」、
アニメや漫画、ゲームを対象にしているのが「オタ活」という説もありますが、明確な違いはないようです!
SNSに載せるようなオシャレな写真を撮ることに没頭するよりも、グッズやCDを買うことがオタクなのでは…と思うこともしばしば。
そう言いながら、私も「推しとカフェ巡り」していますけどね。
共感間違いナシ!「推し」をテーマにした作品
最近「推し」という言葉をテレビや雑誌でも当たり前に目にしますよね?
推しをテーマにした作品が特に最近多いんです!
オタク目線からしても「分かる///」「作者分かってるじゃん!」と思わず共感したくなる作品をご紹介します。
推しが武道館に行ってくれたら死ぬ
「推しが武道館に行ってくれたら死ぬ」とは、地下アイドルを熱狂的に推している女性オタクが主人公の物語です。推しに人生を捧げる様々なファンと、それに応えようとするアイドルの様子が描かれています。
推しを想う心理描写や、推し活あるあるは、全てのオタクが共感してしまうほどリアルです。
彼女の私生活
美術館学芸員の主人公のストーリー。実は熱狂的なアイドルオタクであり、仕事や恋愛に翻弄されながらオタク活動に全力を注いでいます。
またKPOPのオタク事情についても学ぶことができて楽しいです。
多聞くん今どっち!?
様々なコミック賞を受賞・またノミネートされている注目作品です。
ギャグも面白く、主人公うたげの熱量は誰が見ても限界オタクさそのもの。
「自分自身はまだまだライトなファンだけど、もっと推しに対して熱量のある応援がしたい!」と自分の推し活スタイルをブラッシュアップしたい人は必読です!
まとめ:「推し」は人生の活力になってくれる
今回は、推しとファン、オタクとファンの違いについて解説してきました。
「推し」は応援する対象(相手)で、ファンは自分自身、主体です。
「推し」のチケットが落選して落ち込む日もあるし、「推し」の熱愛報道で泣く日もあります。
決して楽しいことばかりが「推し活」ではないけれど、仕事でくじけそうになっても、「推し」が頑張っているから私も頑張ろうと思えるし、「推し」の視界に入ったときのために、美容は怠りたくない。
私にとって「推し」は生きる糧となっています。
今日もどこかで「推し」が健康でおいしいご飯を食べていてくれたら幸せです。
「推し」がいることで、一喜一憂しながらも毎日楽しいです!
「推し活」したいけど「推し」がいないという方は、「推し活」をテーマにした作品を見るのもおすすめですよ。
推す熱量は人それぞれなので、他人と比べず自分のペースで推し活を楽しみましょうね!
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