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【豊竹 咲寿太夫さん】「人形浄瑠璃文楽」発祥の地に生まれた伝統芸能の継承者!絵師・ライター・モデルもこなす容姿端麗なオールラウンダー!

モデル

ビタミンは、生きるために必要な栄養素。『Vitamin Day』では、毎日を頑張る素敵な女性にとって「心のビタミン」になるような、前向きでパワー溢れる男性を紹介しています!

今回ご紹介するのは、文楽公演の出演はもちろん、ネットでの文楽の解説やイラストレーター・コラムニスト・メンズコスメモデルなどを通じ多岐にわたり文楽の情報発信と継承に力を注ぐ文楽太夫の豊竹 咲寿太夫さん! 人間国宝の豊竹 咲太夫さんのお弟子さんです。 Vitamin DayのMaiが咲寿太夫さんの魅力をお伝えします!

お名前(ふりがな):豊竹 咲寿太夫(とよたけ さきじゅだゆう)
生年月日:1989年9月7日
血液型:A型
出身地:大阪府
現在のお住まい:大阪府
身長:170cm

第一印象はどんな風に言われることが多いですか?
「伝統芸能をしているように見えない」と言われることが多いです。伝統芸能といえば「おじいさん」というイメージが強いようです。年齢を重ねていなければ芸を体得することができないので、若い頃は修行に徹しています。

ーご自身の性格をひとことで表すと?
好奇心旺盛です!

趣味は何ですか?
映画・舞台鑑賞:物語が好きなので、数多くの物語を楽しみながら吸収しています。また、それらがどのように表現されていて、脚本の組み立て方や役柄の表現の仕方なども興味深いです。

ひとりキャンプ:まとまった時間を取れることが滅多にないのでなかなか行くことができませんが、和歌山の「友ヶ島」という島が好きなんです。自然の中でのんびりすることが好きですね。

読書:「浄瑠璃」は劇でありながら朗読の要素を含んでいて、「太夫」は一人で全ての登場人物を語ることからも、小説を読むことは大変好きです。幼少期から小説は好きで、小学生の頃は「指輪物語」や「ハリーポッター」をお小遣いで買って読むことが楽しみの一つでした。

ボルダリング:同世代の人形遣いが体力作りでボルダリングをしていることを知り、自分も行ってみました。それ以来、たまに登りに行っています。

登山:ハイキング程度から、駒ヶ岳のような高い山も登ります。富士山はまだ登っていないのでいつか行きたいです!

ピアノ:母親がピアノを弾くので、見様見真似で弾き始めました。

絵画:父親が絵を描くことが得意なので、こちらも憧れて描き始めたのがきっかけです。イラストなどは現在人形浄瑠璃がらみのイラストのお仕事をいただくこともちらほらあり、趣味でもあり、仕事にもなっています。

アニメ鑑賞:アニメーションと人形浄瑠璃の仕組みは似通っていて、その表現方法にとても興味があります!

DIY:物を作ることが好きです! 最近は靴入れを作りました。

学生時代は何部でしたか
中学生の頃は器械体操をしていました。幼少期は身体が弱くて、喘息もちだったのですが、器械体操との出会いで喘息を克服しました。
高校生の頃は陸上で八種競技をしていました。つまり、短距離も跳躍も投擲も長距離も全てしていました。高校では舞台が活発化したので部活をする予定ではなかったのですが、幼稚園の頃の幼馴染と再会して、彼が陸上部に入るというので一緒に入りました。その幼馴染は現在落語家になっています。

ー幼い頃の夢は何でしたか?
「表現する人間」になることでした。 

ーこれまで出演された作品や参加されたプロジェクトなどあれば教えてください。
基本的には大阪にある国立文楽劇場と東京にある国立劇場を本拠地に、毎月行き来しながら2週間から3週間の公演を行っています。また、3月と10月は地方公演として全国の劇場や会館を回って公演をしています。あいだ間に小中学校高校などを回る学校公演などもあります。

文楽公演以外では落語家さんと会を企画したり、エッセイやイラストのお仕事もいただくことがあります。
他にはメイコー化粧品さんの男性用化粧品のモデルをつとめさせていただきました。

人生のターニングポイントを教えてください。
幼少期、重い小児喘息をもっていて身体が弱かったのですが、幼稚園の頃に体操競技に出会い、身体を鍛えて活発な生活を送ることができるようになりました。あの頃がなければ、今のように体力資本の芸能活動はできていなかったのは間違いありません。

その後、高校卒業後に一度将来について深く悩み、19歳から20歳までの半年ほどの間、活動を休止させていただきました。そのときに再会したのが、幼稚園の頃に体操競技を教えてくださった恩師でした。先生と再会し、会話を交わしたことがきっかけで、改めてこの伝統芸能という世界に身を置くことを決意しました。

面白いことに、その後に芸を習得することの難しさや、芸を後世に遺(のこ)していかなければならないという使命感に目覚めることができました。

ー現在の活動について教えてください。
もっとも力を入れていることは、やはり「古典の継承」です。日々の修行、先輩方師匠方の舞台から一つでも多くのことを学べる環境作りを工夫しています。
「型の継承」ということは非常に大切なことで、300年も400年も人々に愛されてきた物語、つまり超ロングヒット作品群を上演し続けているわけですから、「物語の持つ力」というものが圧倒的に大きく、極端な話ですと芸が下手でも感動できてしまうという危険があります。自分自身が勘違いをしてしまうことのないように、拍手やお褒めをいただいても、これは作品の力なんだと自分を戒めるようにしています。

また、芸の習得とは話を別として、「伝統芸能」と聞くとやはり敷居が高いのではないかという第一印象からとっつきにくく感じていらっしゃる方が多く存在すると思います。そういった皆様に、まずは食わず嫌いなく足をお運びいただけるよう、Twitterやインスタグラム、YouTubeやnoteを活用したり、LINEスタンプを作ったりして、人形浄瑠璃文楽が身近なところに存在するよう工夫をしています。

また、自身の芸をさらに磨き、現代の人たちのテーマを取り扱ったフレキシブルな、かつ今後も残っていく新しい作品作りに携わっていきたいです。

ー現在の活動を始めたきっかけは?
小学生6年生の頃に1年間をかけて人形浄瑠璃文楽の実際にある演目を学び、学習発表会で後輩たちや保護者を前に演技をするという体験がきっかけでした。発表会で舞台に立った時の快感が忘れられず、中学1年生で入門しました。

ー日頃、どんな想いで活動しているのか教えてください。
400年以上受け継がれてきた「人形浄瑠璃」という芸能を、必ず後世に繋げていくということを頭において活動をしています!

ー今年中にやり遂げたいことは?
現在、コロナウイルスの蔓延により、舞台芸術そのものの在り方が問われています。自身でできることは果敢にチャレンジしていきたいです!

ー将来の目標や夢を教えてください。
私たちの代で人形浄瑠璃文楽を途絶えさせないよう、きっちりと師匠方、先輩方から芸を継承することです。
その上で、さらに現代の感覚を後世に遺していけるような物語作りにも挑戦したいと思っています。

ファンとの理想の「オフ会」は?
コロナ禍になる前は数十人程度のお茶会をさせていただいておりました。この感染状況が落ち着きましたら、またさせていただきたいと思っております!

お酒を飲むのは好きですか?
ウイスキーやワイン、日本酒も好きです! 明るくなるお酒だと思います。

ーVitamin Dayの読者にひとことお願いします!
「伝統芸能」と聞くと難しいのではないか、敷居が高いのではないか、というイメージをもつ方が多いと思います。ですが、現在上演している物語というのは数百年間、どの時代の人々も感動した普遍的な感情をテーマにしたお芝居ばかりです。
また、学校で習う古典は平安時代などの日本語であるのに対し、江戸時代の言葉は非常に現代の言葉に近くなっています。
特に有名な近松門左衛門の作品などは実は昭和に再ブームがきて文章も整理されたり作曲もしなおされたりしたリバイバルの作品になっていたり、他の作家の作品でも幕末や明治にできた作品、平成にできた作品など新作も数多くあります。

初めての方にもご覧いただきやすい作品などは私のブログやツイッターなどでお知らせをしていますので、そちらをチェックしていただき、お値段も普通の演劇と変わりませんので気軽にご覧いただければと願っております。

ーファンの皆様にひとことお願いします!
いつも人形浄瑠璃文楽を応援いただき、心からありがとうございます。私たちのような芸能は私たち自身が芸を継承していくのと同様に、お客様も私たちが若手の時点で、師匠方のさらに師匠方の芸を嗜んでおられる方々が大勢いらっしゃるので、私たち若手の演者はお客様にも育てていただいているという素敵なつながりがあります。
このように、お客様との距離がとても近く感じられるのも、お客さまが江戸時代から連綿とつながってきているからだと思いますし、歴代の演者方もお客さまとの繋がりを大切にしてきたからだと思っております。
今後ともどうぞお願いいたします。

挑戦と前進を続ける咲寿太夫さんの古典芸能への熱い想いを聞き、伝統芸能は今を生きる人が守って伝えていくものだということに改めて気づきました。本当に文楽は物語も演出も魅力的で、初心者でも見易く心癒やされる舞台なんです! 咲寿太夫さんが教えてくれた「文楽を楽しむポイント」を参考に、ぜひ実際に観劇してみてくださいね!素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

豊竹 咲寿太夫さんのSNSはこちら
Instagram https://www.instagram.com/sakiju/
Twitter https://twitter.com/sakiju
Blog https://ameblo.jp/sakiju/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCTcbg1E8aeXxMVeoNPvmOeQ

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  • コメント ( 1 )

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  1. 釣り忍

    咲寿太夫さんの多才さが半端ないです
    師匠の咲太夫さんがメディアで文楽を広める活動をなさっていたのを受け継いでるんでしょうか
    人間国宝のお弟子さんですし、芸の道も発信の道も極めていってくださいませね
    挑戦と前進