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【石川 有生さん】『会いに行くキリスト教会』牧仕!何を人生の真ん中に置いて生きるのか。虚しさを越えて、与えられた答えとは?(前編)

文化人

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今回は、以前ご紹介して反響が大きかった「ともみん」こと石川 有生さんの活動をさらに深掘りする企画! 『会いに行くキリスト教会牧仕』としての現在の活動や想いに結びついたそもそもの原体験とは? これから叶えていきたい夢とは? 前編・後編の豪華2本立て! ともみんさんの魅力に迫る内容をVitamin Day編集部のFUSAKOがお送りします!

石川 有生さんの紹介記事はコチラ

「会いに行くキリスト教会牧仕」ともみん!現在の活動は?

“日本中どこにでも誰にでも会いに行く牧仕” として、2018年12月に『会いに行くキリスト教会』の活動を始めました。愛称は「ともみん」! 「ただ話を聞いてほしい」「引っ越しを手伝ってほしい」など、基本的にどんな依頼にも応えています。キリスト教に興味のない人にこそ会いに行きたいです。

幼い頃から抱いていた “強さ” への想い

ー幼い頃の夢って何でしたか?
幼稚園で、自分の将来の夢をカードに書くという時間がありました。その時「強い人になりたい」と書いたのを覚えています。その想いは成長してからもありました。

ーともみんさんの考える “強さ” とは?
肉体的な強さとは違う、何か別の意味での “強さ” ですね。職業的なものとも違います。中学、高校と野球をしていたので、当時は「野球選手になりたい」と思ったこともあったのですが、練習すれば練習するほど現実が見えてしまい野球選手への想いを持ち続けることができませんでした。

ー「強い人」として、憧れる人はいましたか?
いないですね。誰かのようになりたいとは思わなかったです。「自分好き」とは違うのですが「自分は自分だし」と思っていました。

ー誰かの真似をするのではなく、自分の中で答えを探そうとしていたのかもしれませんね。ちなみに、ともみんさんは苦手なことはありますか?
うーん。ネガティブなことってあんまり考えないからなぁ。あ、音痴!(笑)小学生の時に初めてカラオケに行って、僕が歌うと周りが静まり返ったんです。ショックだったなぁ……(笑)

ーそんなエピソードが……(笑)そしていよいよ自分の進路を選択するにあたって、「強い人になりたい」という想いがどのように現れたのでしょうか?
実はその想いはほとんど覚えていなくて、当時のいちばん強い想いは「なんで生きるのか?」ということでした。
高校生の時に、自分の人生の中でとても大きな出来事がありました。仲の良かった友人が、病気によって亡くなってしまったんです。他にもいくつかの出来事を通して、僕の心を占めていたのは「何のために生きたら良いのか? 何をしたら良いのか?」という想いでした。当時は、生きることに虚しさしか感じませんでしたね。


イエス・キリストと出会って心が満たされた

ーそんな時に、イエス・キリストと出会ったのですね。
そうですね! 大学生の時にイエスさまと出会って、心の虚しさや不安がなくなって、本当に心が満たされたんです!

ー「満たされる」というのはどういう感覚でしょうか?
自分が当時感じていた虚しさや不安が、霧のように晴れたとでもいうのでしょうか。以前は何も感じなかったことが、同じことをしていても、イエスさまと出会ってからは一つひとつに喜びを感じるようになりました!
僕は頑張って勉強して、それなりに良い大学に入って、一般的には “満たされた” 環境に置かれていたのかもしれません。でも以前の僕は、それが嬉しくもなくて、将来のことを考えるとどうしたら良いのかわかりませんでした。職業云々というよりも、“自分がこの先喜んで生きていけるという自信” が全くありませんでした。

ー虚しさや不安で圧迫されていた心が、イエス・キリストと出会って喜びで満たされるという、まるで自分が内側から変化するような特別な経験をされたのですね。イエス・キリストと出会って、ご自身の置かれた環境にも変化があったのですか?
環境は全く変わりませんでした。でも自分の「見方」が変わりました。まるでモノクロだった世界が、カラフルになったような感覚です!

ー「牧仕になる」という決断をされるまでの経緯を伺っても良いですか?
イエスさまと出会い、虚しさや不安が消え去って気づいたことがあります。それは職業選択は重要ではないということ。何の職業に就くのか、何をするのかということよりも「何を人生の真ん中に置いて生きるのか」が大切であり、それこそ自分がずっと求めていたものだったということがわかったんです。

そしてそれが僕にとっては、イエスさまだったんです。

初めは牧仕になりたいというよりも、「ひとりでも多くの人に、イエスさまについて伝えたい」という想いがありました。きっと僕のように悩んでいる方が、この日本には沢山いると思いました。虚しさや不安を抱えていたり、どんなチャレンジをしても心が満たされなかったり、何のために生きていくのかわからない、そんな人々が。

僕はイエスさまと出会って本当に満たされたので、「これだ!」と思ったんです。だからこのイエスさまのことをひとりでも多くの人に伝えたいです。

職業としてというよりは、生き方として、イエスさまを伝えたいと思ったので、職業は何でも良いと思っていました。だから初めは自分が有名な人になるのが一番良いんじゃないかと思いましたね。有名になったら多くの人にイエスさまのことを知ってもらえると思ったんです。でも、宣教師の人に「それなら牧師になるのが一番だ」と言われ、牧師を目指すようになりました。

「大切な人を大切にする」とは

ーそして神学校に入り、現在は牧仕として活動をされているのですね。ところで、前回のインタビューでもお話されていた「大切な人を大切にする」というともみんさんが大切にしている想いについて伺いたいです。ともみんさんにとって「大切な人を大切にする」というのはどういうことですか?
「人を大切にする」ということは、その人と時間を共に過ごすということなのだと思います。そして、「“大切な人を” 大切にする」ということについてですが、僕自身は、限られた時間と空間の中で、全ての人々を大切にすることはできない。だからこそ、身近な人や出会った人を大切にして生きていきたい、そのように思っています。

人を大切にできなかった苦い経験から

『会いに行く教会』を始める前、一般的な教会の中で働いていたことがありました。約10年、それこそ「人のため」「教会のため」と思って必死で働いていました。

でも、自分が心身ともにいちばん大変な時、自分を助けてくれる人がほとんど誰もいなかったんですよね。その時に、悔しくて、悲しくて、涙を流しました。そして思ったんです。「自分は何をしてきたんだろう」「自分は本当に人を大切にしてきたのか」と。振り返ってみて「自分が周りの人を大切にしてこなかった」ということに気づかされたんです。

それから、出会った人たちを本当に大切にしようと心に決めました。「人を大切にする」ということが何なのか、必死に考えました。

大切なことは、「その人が本当に喜ぶことを一緒にすること」や「その人が本当に願っていることに応えていくこと」そして何より「その人と時間を共に過ごすこと」なのかなと思いました。

だから、それ以来、出会った人の願いに対して「NO」と言ったことはほとんどありません。

ー自分が良かれと思って人にしていたことが、実は自分本位なものでしかなかったということを痛切に感じられたのですね。それ以来、何がその人を大切にすることなのかということを本気で考えてこられたのですね。

(後編に続く)

前編では、牧仕として活動されるまでのともみんさんの人生をお聞きしました。“何を人生の真ん中に置いて生きるのか”。ずっとわからなかった答えが、イエス・キリストとの出会いによって与えられ、その人生が満たされた喜びが伝わってきました!
後編では、「イエスさまを伝えたい」という想いの原動力と、現在の活動、今後の展望、現在企画しているイベントについてお話を伺っていきます!ぜひ、お楽しみに!

石川 有生さんの紹介記事はコチラ

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VitaminDay編集部

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