【Raphaelさん】『シルク・ドゥ・ソレイユ』に憧れた少年が、いま日本に新しいエンタメの風を吹かせる!
ビタミンは、生きるために必要な栄養素。『Vitamin Day』では、毎日を頑張る素敵な女性にとって「心のビタミン」になるような、前向きでパワー溢れる男性を紹介しています!
今回ご紹介するのは、「アートと人が共存する世界を作る」ことを理念に活動する学生団体『Retpoints』のプロデューサーを務めるRaphaelさん! Vitamin DayのNamamiがRaphaelさんの魅力をお伝えします!
お名前(ふりがな):三浦 大翼 ラファエル(みうら だいすけ らふぁえる)
ニックネーム:ラファエル、ラファ
生年月日:2001年6月5日
血液型:O型
出身地:フランス・モンペリエ
現在のお住まい:大阪府
身長:188cm
ー第一印象はどんな風に言われることが多いですか?
身長も高く、骨格や肉付きも良いため、一目見て「でかい!」と言われることが多いです。
ーご自身の性格をひとことで表すと?
「好きなことに従順」ですね。自分の好きなことならば、辛いことだとしてもやり遂げます。でも、嫌いなことになると極端に嫌がるので、友人にも「好き嫌いがハッキリしている」と言われます。
ー趣味は何ですか?
多趣味なので、1つに絞ることは難しいのですが、強いて言うなら映画やアニメ鑑賞です。
幼い頃から、母にジャンル問わず沢山の映画を観せてもらっていたので、自然と映画が好きになっていました。
アニメは高校の受験期にドハマりしました。リストしてるだけでも100作品は観ています。
ー最近の小さなマイブームは?
1人で出かけることです。
友人と出かけることも好きですが、1人で映画、カラオケ、バーに行き、自分だけの時間を過ごすことにハマっています。最近は、ついにユニバも1人で行きました(笑)
ー学生時代は何部でしたか?
中高6年間、バスケ部でした。きっかけは覚えてません(笑)
元々球技があまり得意ではなく、部内でも超下手で、あまりいい思い出はありませんが、負けず嫌いだったので、なんとか3年間続けてこれました(笑)
「もうバスケなんてこりごりだ」と思っていたら、府内でも強豪校から、中学時代試合に出ていなかった僕にお誘いがかかり、その高校に僕も行きたかったこともあり、高校の3年間もバスケをすることになりました。
監督からはリバウンド力を買ってもらって、自分が2年生の時にはインターハイ、ウィンターカップなど、多くの試合に出場させてもらいました。
引退してから散々揉めまくってたエースの子が、裏では僕のプレースタイルを認めてくれてたそうです。それを聞いて、涙が出てきました。6年間辛い思い出ばかりだと思っていましたが「バスケを続けてて良かったな」と思えました。
ー幼い頃の夢は何でしたか?
4歳の頃から大学へ入学するまで『シルク・ドゥ・ソレイユ』でパフォーマンスをすることが夢でした。
4歳の時に『シルク・ドゥ・ソレイユ』の舞台を初めて見て衝撃を受けました。幼いながら、人を楽しませて幸せにすることが僕の使命だと悟りました(笑)
ーこれまで出演された作品や参加されたプロジェクトなどあれば教えてください。
保育園時代から、子供用ファッション誌のモデルをやっていました。その他、子どもの頃は、少林寺拳法、習字、そろばん、体操、アクロバット、演技、殺陣、タップダンス、ジャズダンス、パントマイムなどを習ってました。その中でも、特にパントマイムにハマり、中学や高校の文化祭でパフォーマンスをしていました。
高校時代には一芸を持った学生たちが集まり、学生だけで舞台を作る機会を設けていただき、そこで総監督を務めました。音響、照明、舞台構成など全てを監督することは大変でしたが、成功を収めることができました。そこから、何かをプロデュースする側の道にも興味を持ち始めました。
高校卒業後は、コロナ禍も相まって、パフォーマーとしての道ではなく、パフォーマーたちをプロデュースする道に進むため、2020年7月に映像・音楽制作を行う学生団体『Retpoints』を発足しました。
また、自分は歌も好きだったので、2021年からバンドグループ『Uncurtain(アンカーテン)』を『Retpoints』でプロデュースを開始しました。現在は、楽曲制作などにも関与しながら、マネージャーなども務めています。
『Uncurtain』の公式YouTubeチャンネルはこちら
ー所属事務所は?
所属はしていません。
ー現在の活動について教えてください。
現在は学生団体『Retpoints』で映像や音楽制作を行っています。
『Retpoints』では企業向けの動画を制作したり、自主製作で映像作品を作ったり、音楽制作を行っています。
力を入れている活動内容は、先ほど紹介した『Uncurtain』というバンドグループのプロデュースです。まだ発足して間もないバンドですが、とてもいい曲を作るバンドなので、1人でも多くの人に聴いていただけるように、全力で活動をしています。
また、2024年に向けて『Retpoints』で大きなイベントの企画をしています。路上パフォーマンスやフラッシュモブなど、日本ではあまり見かけないエンタメが街に溢れるような、唯一無二のイベントを構想中です。
『Retpoints』の公式YouTubeチャンネルはこちら
ーラファエルさんが思う、自身の唯一無二の武器を教えてください。
“特殊”であることですかね(笑)
例えば、以前と比べると、ハーフは母数も多くなったように感じますが、やはり未だにマイノリティ側であることは確かです。でもマイノリティ側に属するということは「その人にとって、すごく強みになる」と私は思っています。
自分自身がフランス人とのハーフであることや、『ラファエル』という名前を持っていることは、大きなコンプレックスでした。しかし、今では初めて会った人が自分自身に興味を抱いてくれるきっかけになったり、相手に自分の印象を強く残せる武器になりました。
また、話すことが好きなので、マイノリティに属するからこその自分の観点を話すと、「面白い」と言ってくれる人がたくさんいます。
“特殊”と聞くと、なんとなく悪いように聞こえますが、英語にしてみると“Special”という、すごく良い言葉になります。
マイノリティ側であることは確かに大変なこともありますが、それ以上に自分の強みにもなるので、私はそんな自分がとても大好きです。
ー現在の活動を始めたきっかけは?
僕は元々パフォーマー側でした。実際、4歳の頃から『シルク・ドゥ・ソレイユ』に入りたくて、パントマイムなどパフォーマンスを磨いていました。しかし、『シルク・ドゥ・ソレイユ』でパフォーマンスするような人は、“何か一つのことを極めた人たち”ですが、僕にはそれが出来ませんでした。僕は、一言で言えば「なんでも出来た」のだと思います。興味のあることを片っ端からやってみると、一定のレベルまではすぐに到達するものの、その分野のエキスパートになることができませんでした。
そんな悩みを抱える中、高校卒業と同時にコロナが蔓延して、『シルク・ドゥ・ソレイユ』が破産申請を出して、復活できるか危うくなった一件がありました。その一件が、別の道を探すきっかけになりました。
そんな時に、高校時代あまり仲良くなかった知人から「ラファエルのパントマイムを映像作品にしたいから協力して欲しい」と連絡がありました。撮影を一通り終えた後、そのメンバーと食事に行って『Retpoints』という団体の理念や今後のビジョンなどの話を聞き、「直感的に面白そう」と思い、団体の一員として活動し始めました。
ーパフォーマーからプロデュース側に転身したラファエルさんだから語ることができる、プロデュース業のやりがいを教えてください。
自分自身がパフォーマーの頃、「こういうことがやってみたい!」「こういったものを作ってみたい!」と妄想することが大好きでした。また、「本当に魅せたい部分が、なかなか映されない」という葛藤がありました。
今、制作側に立ったことで、自分の思い通りに表現できることがすごく楽しいですし、やりがいを感じています。
また、表舞台の経験があるからこそ、パフォーマーやアーティストの想いをよく聞き、寄り添って、プロデュースすることを心がけています。
自分の中に明確に存在する作品のイメージと、演者側の想いをしっかり掛け合わせながら、上手く作品として具現化できるプロデューサー・ディレクターになりたいと思っています。
ー日頃、どんな想いで活動しているのか教えてください。
『Retpoints』の基本理念は「アートと人が共存する世界を作る」です。あまりメジャーではないアート(狂言やタップダンスなど)を、新しいアプローチでプロデュースしたり、地域活性化と結びつけていくことで、新しいエンタメを形成していきたいと思っています。
また個人的な理念として「アーティストが生きやすい世の中を作りたい」と思っています。現代において、エンタメは私たちの生活になくてはならないものの1つなのに、現代社会はその活動をしている人に対して風当たりの強い一面があるように感じます。
何かを表現すること、何かを作り上げることが心から好きで、それを本気でやりたいと思う人たちが、好きなことに向き合って取り組んでいけるような環境を作りたいと思い活動しています。
ー『Retpoints』の活動で最も印象に残っているエピソードと作品を教えてください。
昨年(2021年)の夏頃に、京都府にある乙訓高校の制服紹介PVを制作させていただきました。最初、先生方はiPadで撮影するような簡単な制服紹介動画を作るつもりだったようなのですが、お話を受けて僕がそれじゃ納得できませんでした(笑)
自分の作りたい映像のイメージが明確にあったので、知り合いのカメラマンにお願いをして、ガチガチの機材で撮影を行いました。撮影に協力してくれていた生徒達は、最初炎天下で冬服を着てもらったので「暑いな」「めんどくさいな」と思っていたはずです。でも、撮影が始まってからは、生徒達もすごく積極的に楽しそうに撮影協力をしてくれていたことがとても印象深く、私たちにとっても素晴らしい経験になりました。
その作品が、Retpointsで活動し始めてから初めて、私自身が納得できる作品となりました。
ー目標としている人や憧れの人はいますか?
ブラッドリー・クーパーという映画監督です。彼は自分で制作した映画に、演者として出演もしています。彼のように、いつか自分の作った映像作品に自分で出演したいと思っています。
ー今年中にやり遂げたいことは?
今年は『Retpoints』で自主制作を行う予定なので、こだわり抜いた映像作品を何作品か作りたいです。僕自身、ミュージカルがとても好きなので「ミュージカル系映画のような動画作品を作りたい」と思い、構想を練っているところです。
ーもし宝くじがあたったらやりたいことは何ですか?
ずっと欲しいと思っているカメラや音響機材を買いたいです。僕ら団体は、作品に対してこだわりが強く、まだ100%満足いく作品を作れていないので、ぜひその機材を使用して納得のいく作品を作りたいです。
もしくは、自分たちの理想とする事務所やオフィスも欲しいです。クリエイターとして、良いアイデアや効率を上げるためには、自分たちが最も居心地の良い環境に身を置くことがとても重要だと思っています。
ー好きな女性のタイプは?
性別は問いませんが、よく笑っている人が好きです。
ー好きな食べ物は何ですか?
最近、タイ料理の『カオマンガイ』という料理にハマってます。辛い食べ物は苦手でしたが、何故か『カオマンガイ』に付ける辛いソースだけは美味しく食べれます。
先日、家でも作って食べたので、手料理としてもみんなに食べてもらいたいです。
パクチーを乗せると美味しいのですが、好き嫌いが分かれるのでパクチーはお好みで(笑)
ーお酒を飲むのは好きですか?
好きなお酒は開拓中です! 今のところ何でも飲みますが、血筋のせいか飲んでも飲んでも酔いません。現在は、1人でバー巡りをしながら、数杯だけ飲むといった飲み方をしてます。
アルコールで酔うことはありませんが、雰囲気酔いをしやすく、楽しい場ならテンションが上がって、静かな雰囲気だと静かになったりします(笑)
ーVitamin Dayの読者にひとことお願いします!
今、最も力を入れている『Uncurtain』の曲をぜひお聞きください!
『Uncurtain/カタバミ』のOFFICIAL VIDEOはこちら
エンターテインメントに対する真摯な姿勢はとても心に響きました。そしてパフォーマーと裏方の両方の視点を持つラファエルさんが目指す、理想の世界が実現する日を楽しみにしています。素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
RaphaelさんのSNSはこちら
Instagram https://instagram.com/clair_mdraphael
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