【河野 涼さん】『JapanMade』が生まれた背景にあるやさしい感性とは?人生も仕事もすべては ”自己表現”(後編)

アートディレクター

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今回は、“日本のモノづくりを持続可能にする” をミッションとして掲げる『JapanMade』編集長、creative prodution『hyogen』を創設し、アートディレクターやカメラマンとして幅広く活動する河野 涼さん。仕事は “自己表現” だと語る河野さんの仕事観、人生観を聴かせていただきました。

前編では、“背景を知ること、伝えること” そして “努力している人や良いものを作っている人が報われること” そんな想いの結晶となって生まれた『JapanMade』について聴かせていただきました。

後編では、そもそも『JapanMade』編集長になる前に河野さんが辿ってきた軌跡とは? 河野さんの人となりに触れていきます。

そして今回の撮影も、『JapanMade』動画撮影・編集などを手がけられているNAOZUMIさんに担当していただきました。写真もあわせてお楽しみください!

河野 涼さん紹介記事はこちら

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河野さんの言葉、感性

ー(YUI)河野さんのnoteやTwitterを見ていて、河野さんの中に「哲学」みたいなものを感じるんです。
自分の想いや意思を強く持っていたり、負けず嫌いだったりするのは昔からだと思います。就活がきっかけで、自分の考えを整理したり言語化したりするようになって、“意識高い” という言葉はあまり好きではないですけど、簡単に言うと意識高い感じで、ギラギラしてました。

でもだんだんと削ぎ落とされていって『全て許容チャンネル』を出すくらい、何事も受け入れられるくらいの悟りを開いてますね(笑)

ー(YUI)“受け入れる” って高度なことだと思うのですが、心がほどけたらすぐにできるんですかね。河野さんが頑張れる理由って何ですか?
あまり “頑張ってる” という感覚はないんですよね。普通に寝るし、遊ぶし、さぼるし、眠かったら寝るし、昼寝するし……って、めっちゃ寝ますね(笑)だからそんなに身を粉にしてるという感じではないですよ。

ただ、 “頑張れる理由” と言ったら、僕は “表現” することが好きだし、自分のアウトプットや提案を喜んでくれる人がいることが単純に嬉しいんです。

ー(YUI)“表現” など、ご自身が人生でやりたいこととお仕事が結びついているからこそですね。
社会人2年目に仕事が本当に大変だった時 “ニートになろうかな” なんて思ったんですけど、それはそれで満たされないんですよね。自己顕示欲とか人よりは強いし、認められたいっていう気持ちもあるし、成功したいっていうのはないんですけど。てか、“成功” って何だろうって。

お互いの人生が寄り添い合うたいせつな存在

ー(YUI)河野さんは、どんな人と恋をするんですか?
どんな人って難しいですね。自分がいいと思った人と、恋をします。それが同時だとしたらもう奇跡としか言いようがないんですが、世間ではそれを恋と呼ぶそうですね(笑)

ー(YUI)恋人に対しても寛容ですか?
寛容だと思います。何を以て寛容と言うかですが、基本的にどっぷり甘やかします(笑)甘やかすっていうか、恋人なんて愛しくて仕方がないので、何でも許しちゃいますよね(笑)

ー(YUI)今まで、好きなタイプの方と付き合ってますか?
“好きになった人がタイプ” だと思います(笑)

ー(YUI)最初の取材の時、好きなタイプが “お酒が好きな人” と言われていて、あとで “やっぱり消してください” って……(笑)
なんとなくやめたんですよね(笑)でもやっぱり、疲れた時とか愚痴りたい時に一緒に乾杯できるって最高だなって思います。

ー(YUI)毎日頑張って生きている中で、どんなパートナーが良いですか?
僕は亭主関白っぽいところが全くないので、普通に話ができれば良いかなと思います。“話ができる” っていうのは、単純に感情でぶつかり合わないとか、議論ができるとか、そういうのが大事かなと思います。あとは、自分にはない考えをもってるとか、家族を大事にしてるとか、清潔感があるとか。

ー(YUI)家族を大事にしているといえば、妹さんと本当に仲良しですよね。
仲良しですね。僕の家離婚しているんですけど、同じ経験をしたからこそ団結力みたいなものを感じます。僕と妹は6歳年が離れていて、自分が6年前に同じ経験をしていたら乗り越えられたのかなと思うし、乗り越えてしっかり育っている妹をリスペクトしてます。何があっても味方だし、大事にしたいですね。

ー(YUI)ご家族も河野さんのお仕事を応援してくださっていますか?
そうですね。母親は、僕が監修・撮影している『MAZDA』さんのInstagramを見るためだけにInstagramをやってるそうです。僕のInstagramも見られてそうで怖いけど(笑)

ー(YUI)絶対見ていらっしゃるかと思うのですが……(笑)
一応僕のTwitterとInstagramは「絶対フォローしないで」って言ってます(笑)プライベートだし、普通に僕がぴえんとか言ってて嫌じゃないですか(笑)

まぁでも全部知ってますよ。仕事のこととか、直純のこととか。母親に良い顔されなかったことはないですね。「頑張りなさい、いつでも涼の味方だよ」と言ってくれてます。父親には、独立後に独立したことや仕事のことを伝えたので、すごくびっくりしてましたし、心配もさせたんじゃないかな。笑ってたけど(笑)

社会人、心の中にあった想いとは?

ー(YUI)就活をしていた時から会社に入る以外の選択肢をもっていたのですか?
そうですね。経済的な問題や不安が理由で、うまくいかなかったりすることってやっぱり多いと思うんです。自分が稼ぐという使命感や家族を困らせたくないという気持ちはもっていたと思います。

高校生の頃は、稼げる職業といえば社長だと思って「社長になりたい」と言っていました。就活の時はもう少し視野が広がって、大きな会社の中で、ある程度の地位に就くことを考えてました。内定者の時は役員になることを一応目標としてました。やっぱり独立思考は強かったと思います。

ー(YUI)新卒スタートダッシュをしっかりと切っていたんですね。
希望の部署があったので、部署の人に会ったり、研修のテストで良い成績を出したり。頑張ったら配属してもらえるかと思いきや、されなくて(笑)

人事いわく、部長や役員が歩んできた所を順調に辿ってほしいという想いがあったらしく、ありがたいことですけどね。僕が行きたかったのは新規事業の部署だったので、新卒1年目、配属されて4か月半で前代未聞の異動届を出すっていう(笑)

ー(YUI)独立の時、ご自身の中で決めていたことなどはありましたか?
その時は本当に “死なないからいいや” という感じでした。やることはやるし、やらないことはやらないので、決断に迷う瞬間はあまりないんですよね。“何とかなる” 精神が強いです。

就活の時は、数社しか受けなくて、最初に受かった『OPT』という会社に入ったんです。当時は「正解の道に進むんじゃなくて、選んだ道を正解にする」というDeNAの南場さんの言葉を心に念じて、駆け抜けてましたね。

ー(YUI)それ以前に価値観や考え方が変わる出来事や影響を与えた人はいましたか?
高校生の時は、尖ってて、神経質で、完璧主義で、なんかギラギラしてました。

そんな僕の姿を見たサッカー部の友人が「もっと適当で良いんだよ」と言ってくれたんです。その些細なひとことを覚えてるって、僕にとって結構なことだと思うんですよね。良い意味での適当さだったり、力を抜くことだったりは、その頃から意識するようになったんです。結構生きやすくなって、悟りを開くようになりました(笑)

ー(YUI)悟り開いてみてどうですか?

NAOZUMIさん「悟りって、俺もずっと気になってました(笑)」

基本的に、イライラしないんです。厳密にはしてるんですけど(笑)たまにむかつくことがあっても、俺は愚痴も言うんです。俺は愚痴が悪いことだと思ってないし、愚痴を聞いてくれる相手がいることも幸せだと思うんですよね。

人それぞれなので、いろいろな意見はありますけどね。たまには吐き出しても別に良いんじゃない、人間だし、という感じです。

人生の目標と “幸せ” について

ー(YUI)2021年もこのままお幸せに……。
それはもう、末永くお幸せになりたいです。永遠に、永遠に幸せでいたいですね。

僕 “人生の目標” ってないんですよね。それに結局は “幸せに生きる” に行きつくと思うんです。もちろん伝統工芸をみんなに知って欲しいという想いなどはあるんですけど。

人と真摯に向き合って、ご縁を大事にして、嘘をつかずに、一生懸命やっていれば、報われると思ってます。本当このあたりも悟り開いてるんですけど(笑)幸せに生きたいから、仕事を頑張ってるし、ご飯を食べるし、友達も大事にしたい。自分が好きな人や、自分を大事にしてくれる人と、一生変わらず幸せに生きていけたら良いなっていうのが僕の人生の目標で、そうありたいなっていう願望でもあるんです。

“笑って死ぬ” とか終わり方を決めるんじゃなくて、“幸せに生き続けられる方法を探す” ほうが僕自身しっくりきます。

ー(YUI)幸せな日々が積み重なって幸せな人生になりますよね。
正しく生きていても、努力していても、嫌なことや悲しいことって、絶対起きるじゃないですか。

自分は良いところに目を向けるのが得意なので、苦手なことや負のことに対して改善に努めるというよりはプラスの面を大切にして、プラスの連鎖を生みたいですね。

アートディレクターやカメラマンとして幅広く活躍されている河野さんですが、その肩書きを纏う前の河野さん自身の心の瑞々しさやあたたかさをこれまでのエピソードや言葉の節々から感じました。

『JapanMade』編集長として、ひとりの “表現者” として、河野さんが綴る今後のストーリーを楽しみにしています。素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

インタビュー・文 YUI
撮影 NAOZUMIさん

河野 涼さんの記事はこちら
【河野 涼さん】『JapanMade』編集長!カメラマン兼アートディレクターとして自らの感性を表現する起業家
【河野 涼さん】セレクトショップ『New NIPPON Store』に込めた表現者としての想い

河野 涼さんのSNSはこちら
Instagram https://www.instagram.com/ryokawanophoto/
Twitter https://twitter.com/ryoxxx71
note https://note.com/alluptoyou

『JapanMade』のSNSはこちら
Instagram https://www.instagram.com/japan___made/
Twitter https://twitter.com/japan___made
https://twitter.com/JapanMade_jp(日本語)
Official site https://www.japanmade.co/

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