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【星(シン)さん】待望の1st.アルバム『アイムアイ』リリース!「僕の20代を肯定してくれた」と語る想いとは?(後編)

アーティスト

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2021年9月10日に(シン)さんの1st.アルバム『アイムアイ』がリリースされました。今回はアルバムリリースを記念して、Vitamin Day編集長MAYUが(シン)さんに、特別インタビュー!1st.アルバム制作秘話から星さんの変化など、VitaminDayのためだけに語っていただいたエピソードを、前編・後編の豪華2本立てでお届けしています。

前編では、アルバムテーマである”アイ”について語っていただき、星さんのお人柄にも触れるような内容でした!
後編では、いよいよアルバムの内容に関して触れていきます!後編も星さんの魅力、そして今回のアルバムの魅力がたっぷり詰まった記事となっているので、ぜひお楽しみに!

星さんの紹介記事はこちら

記事前編はこちら

1st.アルバム『アイムアイ』
配信開始日:2021年9月10日
▼収録曲 全8曲▼
1.愛言葉
2.Dear Home
3.こんなにも好きなのに
4.Fairy Orange Pancake
5.恋の瞳
6.イチ~愛犬に贈る歌~
7.AQUA
8.フラワーマリアージュ

1st.アルバム『アイムアイ』ご購入・ダウンロードはこちらから

ー(MAYU)『愛言葉』を聴いて、誰かをただ純粋に想いながら自分自身との葛藤に悩まされる男の子の像が浮かびました。この曲を一曲目にしようと思った理由はなんですか?
疾走感がとにかく欲しかったんです。イメージは”夏空”河川敷を汗だくになりながら全力で駆け抜けるような曲を作りたくて。相手に対する切なる想いが溢れすぎて、それを自制するためにひた走る…みたいな(笑)「そんな”アオハル”をもう一度」というような気持ちで制作した、このアルバムのはじまりに爽快さと明朗さを与えてくれるリード曲です。

ー今回のアルバムジャケットのイラストも一曲目にまさに合っていて、大変素敵です。
知り合いの絵師様に今回のアルバムジャケット、そしてこの楽曲のMusic Videoの絵を描いてもらったんです! 愛に溢れたこの方の絵心が本当に大好きで…髪型や表情、体型、シャツのデザインまで忠実に再現してもらっています。絵を描けるって本当にすごい…! 『愛言葉』という楽曲が一曲目であることに、より一層付加価値を与えていただきました。

ー(MAYU)『Dear Home』はただただ懐かしくて、切なくて、温かな故郷を思い出す曲でした。
この曲は僕が生まれ育った東京”日野市”、そして母を考えて制作しました。「母なる故郷」という言葉がテーマです。僕はこれから色んな趣旨の曲をずっと作り続けていくと思うのですが、その中でどんな時でも立ち返ることのできる”原点”への想いを込めた曲です。

ー(MAYU)Music Videoでは、星さんが日野のお店や神社など、回っていましたね! なんだかとっても懐かしい気持ちになりました。
「皆さんの中にある原風景を追体験していただけたら」という想いを胸に、Music Videoを制作してくださっている高木監督に無理を言って、全編8mmカメラで撮影をお願いしました。映像美が溢れているこの世界で、敢えて郷愁漂う世界を…これがこの作品のテーマであり、こだわりです。僕の地元の良さもふんだんに盛り込みました。

ー(MAYU)『こんなにも好きなのに』では、盲目に誰かを恋焦がれて自分勝手になってしまう男の子を想像しながら聴いていました。星さんが恋をしたら、こんな風に盲目的になるのでしょうか?
ファンタジーの世界の話なので……(笑) でもなります。盲目的に。自分本位になってしまう性のような気持ちを表現しました。20代の中で大きなウェイトを占める要素として”片想い”が存在したので、それを存分に表現したかった。この楽曲は”片想い三部作”(『愛言葉』『こんなにも好きなのに』『恋の瞳』)の2曲目です。(笑)

歌詞にもあるのですが、相手の言葉が胸に刺さってしまうんですよね。テンポも使っている楽器も、メロディもとてもまろやかで優しいものになっているのですが、時折歌詞の中に違和感のあるフレーズを敢えて含んでいます。壮麗な海に一滴の毒を垂らすような感覚です。…….もちろんそんなことはしたことないですが(笑)そこに自分本位な盲目さを、クリアな歌声と共に調和させ、じっくりコトコト混ぜ合わせて完成させましたのでぜひご視聴ください。

ー(MAYU)『Fairy Orange Pancake』は星さんの”かわいい”が詰まった曲ですね!
今の世の中、かわいいってものすごく溢れていますよね。僕は”可愛い”より”かわいい”の方が好きで。SNSを見ていると、無数のかわいいが飛び交っている。それを追求していく方たちは本当にすごいなと思っていて。そんな中、何かかわいい曲を作りたいと思ったときに思いついたのは”パンケーキ”。単純な発想です(笑)

ー(MAYU)パンケーキ…!かわいくて美味しくて最高ですよね。
4年前に「妖精とパンケーキ」というプロトタイプで楽曲を制作していたのですが、今作はそれをリメイクしたものです。ボイスメモを見返したら2017年4月15日にこの曲を思いついて録音していました。このフェアパンでは、ちょっと他の曲とは違う声の出し方をしていて、いわゆるミックスボイスを女声寄りにして表現しています。また、曲自体も短く約3分のコンパクトに。4年間温め続けたパンケーキに、沢山のトッピングをしてかわいいパンケーキソングに仕上げた、そんな感じでしょうか。僕が思う、キラキラしてほっこりした、夢の国のような甘い雰囲気。そんなかわいい世界を少し表現できたかなと思います。

ー(MAYU)『恋の瞳』は普段の優しい雰囲気の星さんとは打って変わった、カッコ良い声とビジュアルのギャップがとても素敵でした……!前にインタビューで「瞳の奥が綺麗で優しい人が好き」だとおっしゃっていましたよね。
前回の質問も覚えていてくださり光栄です。

『恋の瞳』を制作したのはほぼ4年前で、にも関わらず支持してくださる方が多いのでとても嬉しいです。この曲は今のシンガーソングライターとしての星-シン-であると共に、ロックバンドCroiX(2013-2018年で活動していたバンド)時代のShinが上手く調和された楽曲だと思うんです。このMVを撮影した時はまだバンドの解散ライブ前だったので。こんな風に、常にハイブリッド型を目指していて、新しい要素、挑戦してみたいこと、求められていることを常に模索しています。誰かの瞳の奥に僕自身が”エンターテイメントを探し求める面白い人”という形で映ってもらえたら幸いです。ちなみにこの撮影の前日、本当に予期せぬ大雪が降り積もって撮影中止かと思われた中で、予想外の幻想的な美しい絵を撮ることに成功しました。そんな偶然も重なった想い出深い作品です。
ー(MAYU)『イチ~愛犬に贈る歌~』は星さんの愛犬への歌でしょうか?
そうなんです! 嬉しいことを聞いてくれてありがとうございます。今は「ニィ」と「サン」というマルプーとマルチャイのわんこがいるのですが、先代に極めてチャーミングな女の子のわんこがいました。それが今作の主人公の「イチ」なのですが、本当に素敵な子だったんです。もともと「ドラえもん」が大好きで、ワンニャン時空伝という映画に出てきたキャラクターからお名前を拝借したのですが、イチとの16年に渡る生活は本当に楽しいものでした。

ー(MAYU)わたしも『ワンニャン時空伝』大好きな作品です。愛犬との思い出で、印象的なエピソードを教えてください。
そうですね…かなり前の話なのですが、昼は家の外、夜は家の中でイチを飼っていたのですが、ある時僕がちゃんとリードを繋いでいなくて、チーターのようなスピードで脱走してしまったことがあるんです。柴犬とラブラドールのミックスだったのでバネが違いました(笑)もうその速さと走り方はつい追いかけるのを忘れて見惚れてしまうほどで、完全に大脱走だったんですね。。その後、ずっと懸命に探しても見つからず、どうしたものか途方に暮れてました…。そのころ肝心のイチはどうやら誰かに保護されたあと、動物保護施設に連れて行かれたようで。その施設のHPに”本日の迷い犬”として満遍の笑みで写真が掲載されていたんです(笑) あと少し発見が遅かったら処分されてしまっていたかもしれない恐怖と、今迎えに行けば家に戻って来れるとわかった時のとてつもない安堵感と、何も知らずにめちゃくちゃ愛想の良い笑顔を振りまいているイチのただただ愛おしい姿など、情報量が多すぎて思わず笑い泣きしたのを覚えています。

他にも沢山の想い出があって、イチとの楽しかった日々の想い出は、この先一生残り続けるんだろうなって思います。

ー(MAYU)『AQUA』は潮の香りが漂う、切なくも前向きな想いを感じました。
この楽曲は俳優の養成所であるワタナベ エンターテイメントカレッジに通っていた2020年の3月に行われた卒業公演、高橋いさを監督の「八月のシャハラザード」という舞台のために書き下ろしたテーマソング曲です。

ー(MAYU)舞台のテーマソングだったんですね! 『AQUA』はどんな”アイ”を歌った曲なのでしょうか?
この記事を読んでくださっている皆さんには、ぜひ一度、いさをさんの本を手に取っていただきたいのですが”もう一度だけでいいから逢いたい人”に向けて愛を歌った楽曲です。作品に登場する「海」僕は実は海が怖くて苦手なのですが……(笑)(ここだけの話ですよ!)

でも壮大な海の神秘を肌で感じると、何が起きてもおかしくない気がするし、海という、まだまだ解き明かされていない謎の多い未知の世界で、「もしかしたらどうしてもまたあの人に逢えるのかもしれない」そんなことを思えたら素敵だなあって。原作に忠実に世界観を合わせつつも、僕なりの言葉で表現した”アイ”の歌です。

ー(MAYU)『フラワーマリアージュ』は長い道を走っていくふたりの様子が浮かびました。
先日、僕の大切な後輩が結婚しました(本当におめでとう!)。後輩ながら、もはや彼らの方が人生の先輩です(笑)その後輩から、ずっと前からウェディングソングの相談をしてもらえていたのですが、なんだかものすごいプレッシャーを勝手に感じてしまった僕は、着手を始めてから3ヶ月、全くこの曲を作ることができなかったんです。何をどうやっても思いつかなくて、完成したのは実に結婚式の前日。もう断腸の思いの中から生まれた曲でした(笑)

実は、もともと『マリアージュ』というタイトルに決めていたのですが、結婚式の会場が『フラワーガーデン』という名前だったので、掛け合わせて『フラワーマリアージュ』にしました。

ー(MAYU)タイトルに会場名を取り入れたのですね! 『フラワーマリアージュ』をアルバムの最後の曲にした理由を教えてください。
YouTubeに今作の全8曲を繋ぎ合わせたティザー映像がありまして、その最後のシーンで、実際の結婚式の映像を使用しているのですがブーケトスのシーンがあります。素敵ですよね。ブーケトスって、”未来に繋がっていく幸せのバトン”、そんな風にいつも感じます。
だからこそ、この曲はアルバムの最後の曲というイメージよりも”今後の未来に繋がっていく大切な曲”という意味合いを込めてエンド曲にしました。どんなことがあっても生きている限り明日は来るし、僕の人生は続いていく。同じ時代を生きている皆さんの人生も。結婚を迎えゴールインした後輩の2人はもちろん、僕に少しでも関わってくださっている皆さんの中に沢山の幸せが芽生えることを祈って作った楽曲です。

お話を聞いて、今回のアルバムは星さんの20代、そしてこれまでの活動があってこその作品なのだと思いました。だからこそアルバムのインタビューを通して、星さん自身の原体験に関わるエピソードが多く、星さんの温かい人柄や魅力が溢れる内容となったのではないでしょうか。8曲全てが心に深く響く作品ですので、皆様も大切な誰かを、何かを想いながら聴いてみてくださいね。星さん、素敵なお話をありがとうございました!

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VitaminDay編集部

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