【藤井俊輔さん】映画「リスタート」出演中！　俊輔さんの人生を突き動かした、ある人からのたった一言とは？　

2021.08.06

俳優

ビタミンは、生きるために必要な栄養素。『Vitamin Day』では、毎日を頑張る素敵な女性にとって「心のビタミン」になるような、前向きでパワー溢れる男性を紹介しています！

今回ご紹介するのは、俳優として映画「リスタート」に出演しながら、脚本や監督もされている藤井俊輔さん！　Vitamin DayのMAYUが俊輔さんの魅力をお伝えします！

お名前（ふりがな）：藤井俊輔（ふじいしゅんすけ）
ニックネーム：おしゅん
生年月日：1991年2月27日
血液型：B型
出身地：福岡県
現在のお住まい：東京都
身長：170cm

ー第一印象はどんな風に言われることが多いですか？
「犬っぽい」と言われることが多いです！

ーご自身の性格をひとことで表すと？
「無口なサイコパス」だと思います。

ー趣味は何ですか？
ゲームが好きです。
去年の３月あたりにP.S.4を購入したことをきっかけに、バイオハザードなどのゲームをプレイしはじめました！

ー最近の小さなマイブームは？
近所の役者仲間の家で集まり、酒を飲み、たわいのない話や、これからを語り合うことがブームです。

ー学生時代は何部でしたか？
サッカー部に所属していました。
小学校の時にサッカーをやっていた延長で、そのままサッカーを続けました。
今でも思い出すのは、中学の時のとある試合で、今では有名になってしまったサッカー選手が所属していたチームにギリギリのところで勝ったときの興奮です。

ー幼い頃の夢は何でしたか？
とにかく有名人になりたかったです。母親の誇りになりたかったんです。

ーこれまで出演された作品や参加されたプロジェクトなどあれば教えてください。
舞台
あつ苦しい兄弟〜港のふたり篇〜作/演出中島淳彦

アニメ映画
infini-T Force ガッチャマンさらば友よ　キャシャーン役
魔女の宅急便清水崇監督ワラビ役
等

ー所属事務所は？
LUCKY RIVERに所属しています。同じ福岡の先輩の紹介でした。
先輩の林田麻里さんが舞台と映画で活躍されていたので、入りたいと思い、事務所にオーディションを受けに行きました！

LUCKY RIVER公式サイトはこちら

ー人生のターニングポイントを教えてください。
今から約7年程前に、出演させていただいた舞台で作・演出をされていた中島淳彦さんと出逢ったことです。
中島さんはいつも優しかったです。僕に、人として着飾らなくて良いことを教えてくれました。
ある日の稽古終わりにお酒を飲んで電車で帰っていたとき、当時53歳の中島さんが23歳の僕に、「僕も頑張るから、君も頑張れ」と言ってくれました。シンプルに聞こえるかもしれないですが、この時の僕には魔法のような、宝物のような言葉に聞こえました。
中島さんは、一昨年の12月に亡くなられました。涙が止まりませんでした。
本当に大好きな人でした。
中島さんのような作品を作りたくて、僕は今脚本を学んでいます。

ー現在の活動について教えてください。
俳優としては、2021年7月16日公開の品川ヒロシ監督作品「リスタート」に出演させていただいてます。コロナ禍で苦しんだ方、各々の人生の中で挫折を経験された方、品川さんの愛がこもったこの作品を観ていただきたいです。
自身のここ2年ほどの創作活動としましては、短編映画や俳優のリール映像を脚本＆監督したりしています。まだまだ先になりそうですが、今後は世の中に届けられるような作品を作ってみたいと思っております。
くすぶっている役者仲間がたくさんいます。みんなで売れるんです！
そして、日本で本当のオーディションを当たり前にしたい。そう強く考えています。

映画「リスタート」公式サイトはこちら

ー現在の活動を始めたきっかけは？
役者としての活動という意味でしたら、中学のときに初めて演劇（演技）に触れまして、「一度きりの人生でも色んな人になれる」と思ったことですね。結局そのときは、まだ子供でしたので、何も始められず、敷かれた風呂敷の上でただ生きていました。

18歳からちゃんと演技を学び始めたら、やはり楽しくて仕方がありませんでした。

ー日頃、どんな想いで活動しているのか教えてください。
日々思っていることは、何年も変わらず、仲間から「あいつ売れたなあ」と言われるくらいの役者にはなりたいです。あと最近では、常に仕事があるわけではないので、移動やバイトをしているときでも”物語”を考えるようにしてます。
「次はこんな設定で作品を作ってみたいとか、形にしてみたい」など。
そんなことを想っていないと、何年も出役での仕事がないと頭がおかしくなりそうでして、自分で創れることを思っていた方が心が楽なんです。

ー最も印象深かったお仕事のエピソードを教えてください。
何年か前にアニメのモーションアクターを2年ほどやっておりました。タツノコプロダクションの作品です。
CGアニメの造られる様を間近で感じていました。僕がアクタースーツ姿で動くと、アニメキャラがその通りに動くんです。
初めての撮影の時はすごく感動しました。アニメ「infini-Tforce」是非、見てください！

アニメ「infini-Tforce」公式サイトはこちら

ー目標としている人や憧れの人はいますか？
品川ヒロシ監督、先程話させていただいた中島淳彦さんは僕の中ではレジェンド級の目標です。品川さんは本当にすごいです。品川さんに不可能はないのではないかというくらいに。品川さんの周りにいる方々は、品川さんが大好きなんだなぁとつくづく思いますし、僕も然りです。
あんな風に人から愛されてみたいです。
憧れは、真田広之さんです。
海外作品であんな風に日本人を生かせたら、最高だと思います。
聞かれてないかもしれませんが、好きな海外の俳優はマット・デイモンです。

ー今年中にやり遂げたいことは？
作品を作って映画祭に出品します！

ー演じる側だけでなく、脚本、監督などの世界観をつくる側に興味を持ったきっかけがあれば教えてください。
きっかけと言えるものは、いくつかあります。

同世代の役者がすでに映画を撮っていたこと、その映画を観に行って、なんだかすごいなって思う反面、悔しかったり。前述の通り、中島さんの影響で少しずつですが書いていた物語もありまして、「せっかく書いてるなら形にしたい」と。でもどうすれば良いかなんて分からなくて。でもとりあえず自分が書いたものを形にしなきゃって思いまして、あるとき機材レンタル会社の戸を叩いて「働かせてください」とお願いしました。

まず機材のことを知りたかったので。そして働いているうちにそこの社長さんから機材貸してあげるから撮ってみなよと言われてから、一週間後にショートムービーを撮影しました。手伝ってくれる役者仲間もいて、全てを自分1人で仕上げたわけでもないし、”手探り”状態で、編集も初めてで全く拙いものでした。ですが一つ完成させてみて、少しだけ自信になり、少しずつ学んでいこうと思いました。これがきっかけの一つです。

ー今後どんな作品を作っていきたいですか？また、作品を通してどんなことを伝えたいですか？
自分の投影のような主人公に、自分が今まで経験できなかったようなストーリーの中で生きてみてもらいたいですね（笑）
物語上ならなんでもできますよね。昔好きだった人と結ばれることも、亡くなったお婆ちゃんと手を繋いで散歩することも、世界を救うことも。
”幸せ”の形は人それぞれですが、僕なりの”幸せ”を描いてみたいです。
前提として、偉そうなこと言えるような人間でもありませんので僕は。
ですが何か感じてくれて、「明日からも、頑張ろう」って思ってくれたら嬉しいですかね。

ー演じる視点と制作する視点で、作品に対する見方などは変わりますか？
変わるかと思いますが、変わりたくないですね本音は。
作品を観てる時は、ストーリーや登場人物を楽しみたいし、小さい時みたいに純粋に観たいです（笑）泣きたくなれば泣きたいし、怖いシーンには驚いたりハラハラしたい。
あれこれ難しいこと考えながら観たくないです。