【刘 津閣さん】中国の伝統楽器「二胡(にこ)」で美しい音を奏でる「二胡+シンガーShin」さん!”音楽に国境はない” 届けたいひたむきな想いとは?
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今回ご紹介するのは、中国の伝統楽器「二胡(にこ)」で美しい音を奏でる「二胡+シンガーShin」こと刘 津閣さん! 中国から来日されたShinさんの「音楽に国境はない」という美しい想いを聴かせていただきました! Vitamin Day編集長のYUIがShinさんの魅力をお伝えします!
お名前(ふりがな):刘 津閣
ニックネーム:二胡+シンガーShin
生年月日:1982年11月6日
血液型:O型
出身地:中国遼寧省
現在のお住まい:神奈川県川崎市
身長:170cm
ー学生時代は何部でしたか?
中国では部活はありません。中高一貫の芸術学校に通っていました。
ー趣味・特技は?
ダンス、ゲームです!
ーご自身の性格をひとことで表すと?
“明るい” ですかね。
ー第一印象はどんな風に言われることが多いですか?
「可愛い」とよく言われます。年より若く見えるみたいです(笑)
ー幼い頃の夢は何でしたか?
学校の先生になることが夢でした!
ー最近ハマっていることは?
水泳です!
ーこれまで出演された作品や参加されたプロジェクトなどあれば教えてください。
12歳から二胡(にこ:中国の伝統的な擦弦楽器の一種)を専門に学んでいました。北京師範大学卒。国家一級演奏家・王宜勤先生に師事しました。これまでたくさんの賞をいただいてきましたね。
2010年に来日してからは、長野県にて「二胡講師」、「二胡演奏家」として活躍してきました。2012年3月にドイツの「ベルリンフィルコンサートホール」にて「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」にメイン奏者として出演したこともあります。
現在は神奈川県川崎市に拠点を置き、「二胡+シンガーShin」として単独コンサートはもちろん、あらゆるジャンルの方とのセッションライブなどを精力的にこなしてきました。2015年には地元の大連にて日中青年交流「Art & Music Festival in Dalian 」を成功に導くことができたんです。
2019年に初めて作曲したオリジナル曲『Supernal Tears』がサンドアート森マサミチ氏の作品に採択され、HISが展開する「変なホテル」等で発売されています。またこの曲は2020年1月にミニアルバム『Supernal Tears』としてリリースされ、国際的な映画音楽コンクール『FMC2020』にて、器楽部門のファイナリストに選ばれるほか、音楽配信サイトにてランクインされました。
【過去ランクイン】
『Supernal Tears』
iTunes Store・Instrumental Top Song・日本・18位・2020年2月4日
『茉莉花』
Apple Music・Instrumental Top Song・マカオ・1位・2020年8月30日
Apple Music・Instrumental Top Song・カンボジア・21位・2020年11月14日
『Ave Maria』
Apple Music・Instrumental Top Song・マカオ・5位・2020年9月21日
ー来日を決められたきっかけやいちばんの決め手は何だったのでしょうか?
日本のアニメが好きでずっと観ていて、日本に興味を持ちました。そんな時に友人から「日本で二胡を教える仕事があるけど興味ありますか?」と聞かれたのがきっかけです。また、大学教授である叔父から「若い時にもっと広い世界を見た方が良い」と言われたことがいちばんの決め手ですね。
ー日本に来られる前と日本に来られた後で、イメージとのギャップなどはありましたか?
日本のイメージはアニメを通してしかなかったので、日本に来ての最初の印象は「道も狭くて、建物も小さくて、車も小さくて、全てが可愛かった」(サイズ的にね)
ー中国での中国伝統楽器への関心と、日本での日本伝統楽器への関心に違いは感じられますか?
中国では大学に洋楽器部門と同じ比重で伝統楽器部門があります。日本では洋楽器の方が上で和楽器が下のイメージがあり、びっくりしました。
ー所属事務所は?
『Office SHIN』です。
ー人生のターニングポイントを教えてください。
来日を決めた時ですね。プロデュース、マネージメントをしてくださっている現在の事務所代表の今井 照代氏が日本に呼んでくださいました。
その後、音楽活動をする中で出会った演歌歌手の川中 美幸さんには、コンサートに何回か呼んでいただき共演させていただきました。“一流の方の違い” を教えていただきましたね。
また『ダウンタウン』の松本 人志さんのお兄さんでシンガーソングライターの松本 隆博さんには全国へ連れて行っていただき、その中で “プロとしての姿勢” を学ばせていただきました。
その他にも多くの共演したミュージシャンの方、アレンジャーの方、演劇界の方、エンタメの方など、本当にご縁に感謝しています。
ー人生の中で大きな選択をされる際、ご自身のマイルールや考え方の軸があればぜひ教えてください。
“決めたら死ぬまで後悔しない!” もちろん決めるまでには試行錯誤はしますが、決めたら迷わないというのが信条です。
ー現在の活動を教えてください。
コロナのため、ライブやレッスンは減ってしまいましたが、事務所が頑張っていろいろな補助金をいただき、動画配信と動画撮影に力を入れています。現在は、世界的な演出家David T.S.Martinez氏のもとMV制作に傾注しています。
ー活動を始めたきっかけって何だったんですか?
「二胡」を多くの方に広めたいと思ったからです。音楽に国境はない、人と人を結ぶと信じています。
ー日頃、どんな想いで活動しているのか教えてください。
僕の音楽を聴いて、癒されたり、明日へのやる気に繋がったりしたら良いなという想いで活動しています。
ー最も印象深かったお仕事のエピソードを教えてください。
知り合いの看護師に頼まれて、ターミナルケアの病棟に演奏に行った時のことです。そこではたくさんのエピソードが生まれましたが、1番印象に残っているのは、ホールまで聴きに来られない方のために病室を回り、その方のリクエストに応えて演奏したことです。
あるおじいちゃんから『北国の春』をリクエストされて演奏しました。おじいちゃんが嬉しそうな笑顔で、大粒の涙を流して聞いてくれました。付き添っていた娘さんもハンカチで目頭を押さえていました。その光景に演奏する僕も涙。病室中が感動で包まれました。
1週間後におじいちゃんは息を引き取りましたが、ずーっと「中国のおにいちゃんが、『北国の春』を弾いてくれたんだよ」とお見舞いに来られる方々に嬉しそうに話していたそうです。この体験は忘れられないです。
ー本当に心があたたかくなるエピソードですね。そういった経験が心の中にあるからこそ、津閣さんの奏でる音楽は美しさを増していくのでしょうか。目標としている人や憧れの人はいますか?
「二胡」奏者ではないですが、中国の歌手でAMeiさんという方が憧れです。
ー今年中にやり遂げたいことはありますか?
テレビに出演したいですね!
ー将来の目標や夢を教えてください。
中国のアーティスト、ミュージシャンを演出して、日本や世界に紹介することです。
ー好きな女性のタイプを教えてください。
明るくて、優しい人が良いですね。うるさい人はちょっと苦手です。
ー好きな女性の仕草を教えてください。
とつぜん目が合った時に恥じらう仕草が好きです。
ー恋人とケンカしたとき、自分から謝るほうですか?
最終的に謝りますかね。
ー理想のおうちデートを教えてください。
映画を一緒に観たりして、ゆっくりしたいです。
ーVitamin Dayの読者にひとことお願いします!
ぜひ僕の音楽を聴いてください。またYouTubeチャンネルで動画配信していますので、ぜひYouTubeチャンネル登録お願いします!
2/21(日)に二胡、お箏とピアノのコンサートがあります。生配信しますので、ぜひチケットをお求めください!
ーファンの皆様にひとことお願いします!
日本に来て11年が経ちました。辛いこと、嬉しいことたくさんありましたが、ファンの皆さまのあたたかい応援のおかげで楽しくやってくることができました。心から感謝しております。
Shinさんが日本にもってきてくださったのは、「二胡」という素晴らしい音楽だけでなく、繊細な世界観や、新しい世界に1歩踏み出す勇気なのだと感じました。これからもこの世界をより美しく、より豊かにするべく、音楽で人と人とを繋ぐ架け橋となってください。素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
刘 津閣さんのSNSはこちら
Instagram https://www.instagram.com/erhushin
Twitter https://mobile.twitter.com/erhushin
YouTube https://m.youtube.com/channel/UCxiiAtzMWnEnmyotWevUqmg
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